64歳はあまりにも早いですよ…。
10月16日、「ドット絵の神様」として我々レゲーマーから愛されてやまなかった「Mr.ドットマン」こと小野浩氏が亡くなりました。
闘病されている事は知っていましたが、快方に向かっているとも聞いていたので本当に驚きました。氏の功績をドキュメンタリー映画にしようというクラウドファンディングも開始2日過ぎで目標額の倍額に達するなど、闘病するドットマンへのファンの応援の思いも絶頂に達していたところでした。
1979年にナムコに入社、「ゼビウス」「ギャラガ」「マッピー」「ディグダグ」など名作のドット絵を次々と生み出し、近年もドットアート&プロダクトブランド「Mr.ドットマン」を展開、様々な場面で活躍されていた小野氏。ドット絵ワークの原点が銭湯のタイル画だったというエピソードも好きです。
「ゲームレジェンド」ではいつも我々(ゆずもデザイン)の隣のブース(ぜくう氏のブース)にいらっしゃった小野さん。毎回打ち上げに一緒に参加して下さって、とても気さくにお話をして下さいました。2019年のレジェンド打ち上げでツーショット写真を撮らせていただいたのが最高の思い出です。しかしその後は新型コロナのせいで全然お会いすることは出来ませんでした。
上の画像はぜくう氏による小野さんの足跡をまとめた全集本「Mr.ドットマン-小野浩 全仕事-」にサインをいただいたものです。ぜくう氏がまとめた3冊900ページにも及ぶ「小野氏の全記録」は本当に貴重かつ重要な資料です。
奇しくも「アーケードアーカイブス」でナムコの作品が配信され始めた矢先の事でした。これからどんどん小野さんの手掛けられた作品たちが復刻されていきます。いつまでもその魂に触れられる事を祈って、今は静かにご冥福をお祈りしたいと思います。
コメント
コメント一覧 (2)
ご芳名は、かねがね•••
我が生涯の友、ディグダグ。
たまたま住んだ東京大田区が、ナムコ(とセガ)の元本社の地域と知り、
嬉しく、そして往年のナムコ作品を今も愛し。
子供の頃に仰ぎ見る存在だった、ゲーム製作者たちが鬼籍に入られると言うのは、本当に残念で
また、時の流れを感じます。
hedho
がしました